鍼治療

3寸の長さのはりを使って深層筋へアプローチすることができます。深層筋とは奥のほうにある筋肉、骨の近くにある筋肉のことです。背中、腰、肩などは緊張しやすい場所です。表面がほぐれても深部にコリが残るとまたすぐに疲れてしまいがちです。

 多数・深刺を基本にしていますが、個人の体格や状態によって使い分けます。

 すべての人に同じようにはりを刺すわけではありません。

画像は最大限刺した場合です。

常に本数は多くないです。

 

鍼の周りが発赤しているのは軸索反射といいます。鍼刺激に対して体が反応しています。血行がよくなって充血している証拠です。出血ではありません。

体格の良いひとは3寸でも足りないことがあります。

座骨神経は深めにいきます。

たまに吸い玉をします


鍼治療は同じ施術をしても効果の出方が個人により違います。

複数回施術が必要な場合があります。

特殊部位への鍼の注意事項

以下の部位へのはり治療は同意を頂いてから行います

 ・顔面部:とくに毛細血管が多く内出血しやすい

・頚部前面(斜角筋隙):神経に当たるとピリピリする

 

 残念ながら、多くのみなさんが不調を訴える場所ほど施術にリスクが伴います。

構造上刺鍼には特に注意が必要です。

 

なお、以下の部位への鍼灸は行いません

・眼窩部

・鼡径部

・臨床上禁忌の場所

 

ご理解のほどよろしくお願いいたします。